百均の金具でモニターのVESAマウントの高さを調整する
自宅で3画面を固定するためにモニターアームを使用しているのですが、以下のようなタイプではモニターごとに高さを調整することができません。
同じ型番のモニターを3枚使用する場合には問題ないのですが、異なるメーカーのモニターを固定するといった場合にはVESA穴の位置によってが高さに差が生じてしまいます。
今回はモニターの買い替えに生じた伴ってこの差をどうにかしたので紹介します。
これまで3枚ともPhilips 246E7QDSB/11というモニターを使用していました。そして、真ん中の1枚だけをASUSのTUF Gaming VG249Q1Rに買い替えることになりました。
画像のように、これらのモニターは背面のVESA穴の位置が大きく異なっており、そのままモニターアームに取り付ければ真ん中のASUSのモニターだけが大きく上に出た状態で固定されてしまいます。(このレンダリング画像は実際のサイズ感とは大きく異なっています。)
ここで使用するのが、ダイソーで購入したこちらの金具
穴のピッチが25mmなため、75mm/100mmのVESA穴に合わせてボルトを入れることができます。
今回は250mm(両端の穴の間の距離が225mm)のものと、100mm(両端の穴の間の距離が75mm)なものを購入しました。
これに加えてVESA規格で使用されるM4のネジを用意しました。長さはVESA規格で定められた10mmに金具の厚さを加えた14mm程度のものがいいでしょう。
組み立てた様子がこちら。
今回はモニターが軽めだったので強度は十分でしたが場合によっては2枚重ねたりすることで強度を確保できると思います。
右が元から使用していたモニターで、左が新たに金具で固定したモニターです。高さ調整も25mm単位となるため、完璧に揃えることは難しいですが、違和感なく使用することができるレベルです。
微調整が必要な場合や強度に不安がある場合はこのようなアダプタを使うこととなります。
しかし、今回の方法であればたったの数百円で実現可能なので圧倒的に経済的ですよね。