THETAやinsta360 ONE Xに最適な三脚を選ぶ 360度カメラ用三脚比較
360度カメラで写真や動画を撮る上で重要となるのが三脚選びです。ほとんどの360度カメラには1/4インチのネジ穴がついていて、三脚や自撮り棒を使用することができます。普通のカメラ用の三脚を使用しても問題なく固定することはできますが、下方向まで撮影することに配慮した設計にはなっていないため、運台や脚が大きく写り込んでしまうこととなります。そこで今回は、3種類の三脚における写りこみを比較します。360度カメラ用に三脚を新調する方は参考にしてください。
1.通常のカメラ三脚
一般的なカメラ三脚です。上部には3WAY運台がついています。非常に安定性がありますが、下部の大きな写りこみは避けられません。必要に応じて自撮り棒などで高さを稼ぐこともできそうです。
2.自立自撮り棒・自立一脚
360度カメラ用三脚として売られているものはこのタイプが多いと思います。自撮り棒の下に小さな足がついており、持ち運びに優れています。運台がないため下部の映り込みはほとんどありません。安定感は皆無で、足場の悪いところや風の強いところでの使用は難しそうです。また、高さが稼げないため、目線より高いところに固定して撮影するのも難しいです。
3.ライトスタンド
筆者が日ごろ使用しているのはこのタイプです。一般的にはライトスタンドや、背景の幕を固定するために使用されていますが、360度カメラとの相性がとてもいいです。運台がないため、下部の写りこみがないことに加えて、脚が大きいため安定性が非常に高いです。また、伸長が2mを超えるものも多く、高い視点からの撮影にも使用できます。