Media GOでFLACやALACのタグをアルバムごとに一括自動取得 アルバムとして検索
Media GOを利用してできることのひとつ、音源のタグをアルバムごとに一括で取得する方法を紹介します。
Media GOのインストール方法はこちら
こんな時に使える
- タグ情報が一部足りない
- タグ情報が間違ている
- タグの一部が壊れている(文字化けなど)
- 邦題で取り込まれた音源のタグを原題に変える
- WAVで取り込んでしまった曲にタグをつける
- 32bit WAVで購入した音源にタグをつける(WAV以外に変換が必要)
32bit WAVハイレゾ音源を管理する方法はこちら
タグを取得したい音源をWAV以外に変換しておく
まず、タグを取得したい音源をWAVに変換しておいてください。一般的にWAVではタグを利用できません。変換には、XRECODE3の利用をお勧めします。対応するコーデックが多く、UIもわかりやすいです。有料ですが30日間使用することができます。非常に安定したソフトですので、購入する価値はあると思います。詳しくはこちら。
変換先の音源としては、可逆圧縮のFLACかALACがいいでしょう。どちらもタグには対応しております。個人的な感覚としては、互換性を重視したい方はFLAC、Apple製品で使用したい方はALACを使えばいいかなという感じです。ご使用の環境に合わせて変換してください。
アルバムごとにフォルダーに入れる
変換した音源をアルバムごとにフォルダーに入れてください。フォルダー名はアルバムの名前を設定してください。自分で判別できるならアルバム名じゃなくても大丈夫です。
Media GOで検索する
Media GOを開き、ライブラリ>ミュージックで先ほど設定したフォルダ名で検索します。このとき、検索対象をフォルダに合わせてください。
複数の検索結果が出てしまう場合はフォルダの絶対パスを入力してください。エクスプローラのメニューでパスのコピーから取得できます。絶対パスをMedia GOに入力する際は前後の引用符を取り除いてください。
アルバムとして検索
出てきたフォルダを右クリックしてアルバムとして検索に進みます。音を解析してGrancenoteに問い合わせるので結果が出るまで待ってください。
上の部分でアルバムを指定し下部分でデータベース上の音源と実際の音源を照らし合わせます。間違っている場合は右クリックで正しい情報に直してください。結構間違っていることがあるので一曲ずつ確認してください。同じ曲の別バージョンなどは誤判定されやすいので特に気を付けてください。OKを押せば一括でタグが変更されます。
上が作業前、下が作業後です。全てのタグが取得できてるのがわかります。
アルバムが見つからない時
検索しても、アルバムが見つからないという内容のエラーメッセージが出ることがあります。この時は、アルバム名やアーティスト名など、一部のタグを手動で設定してから再度検索をかけると精度が上がって結果が出てくる場合があります。
タグの情報をファイル名に反映するには
タグを変更しただけではファイル名は変更されません。ファイル名をタグ情報から取得するにはmp3tagというフリーソフトが便利です。詳しくはこちら。
以上がMedia GOを利用してアルバムごとにタグを自動取得する方法です。同じことができるソフトは他にもありますが、海外のサービスでは日本国内の音源の精度がかなり低いです。正確なデータベースであるGrancenoteを利用できる方法はこれだけなのではないでしょうか。ぜひご参考に。